外断熱システムについて
私たちが提案する外断熱システム(パッシブウォール)は、建物全体を断熱材で包み込みます。省エネルギー・快適な室内空間を提供し、併せて躯体の長寿命化を実現することができます。用途・条件によって[透湿タイプ]、[通気層タイプ]の様々な工法からご提案が可能です。
パッシブウォール[透湿タイプ]の特長

パッシブウォール[透湿タイプ]は、豊富なテクスチャーと高い品質を兼ね備えた透湿タイプの外断熱システムです。
アクリル樹脂をベースとし、耐久性・意匠性に優れた高品質な仕上がりとなります。
経済性においても、欧米の透湿理論・システムに基づいて国内で研究開発を行い、材料・物流に対して最適なご提案をいたします。

耐侯性
トップコートは、退色の非常に少ない無機系顔料を使用。
色落ちが極めて少なく、いつまでも仕上がりの美しさを保ちます。

防藻・防カビ性
トップコートは高度の防藻・防カビ作用により、繁殖を長期に渡って防ぎます。

低汚染
塗膜が水に馴染みやすいので、付着した汚れが雨水と共に流れる美観保持機能を表します。

可とう性
たわみや曲げに対する耐性を表します。
可とう性試験 JIS A 6909とは、塗膜に柔軟性を付与し、ある範囲で下地のひび割れに対する追従性を評価する試験です。

パッシブウォール[通気層タイプ]の特長
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通常シャフト |
後付けシャフト |
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パッシブウォール[通気層タイプ]は、豊かなデザイン性と経済性を兼ね備えた通気層タイプの外断熱システムです。
型枠を固定するセパレータを、 そのままアンカー代わりに利用する画期的な工法を採用することで、施工時間を大幅に短縮すると同時に、タイル・石材など今まで難しかった仕上げが可能になり、様々なファサードに対応することができます。
ファサードデザインへの対応
システムの力学的強度の検証
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面内方向実験 |
面外方向実験 |
シャフトの面内方向、面外方向実験により自然外力に対応できるシャフトの許容荷重を確認。実験から仕上げ材料の重さとシャフトの本数の関係が確定できた。 |
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システムの変形追従性の検証
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最終破壊形状(層間変形角1/25)
建物の地震などの変形量(目標値:層間変形角1/100)で、タイルなど外装材の剥離・剥落がなく、外装材の安全性を確認。
実験では層間変形角1/25で、外装材の剥離剥落がなかった。 |
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システムの断熱性能の解析